理性と笑い

ひさしぶりにエンタの神様みた。
塩コショーおもしろい。
日本人じゃない人が日本語を流暢にしゃべってると、おもしろいのはなぜだろう。


「笑い」について一考。


笑いを生み出すのは「ズレ」だといわれる。


人は意識・無意識に関わらず、経験則(事象が起こる確率の統計)から未来を予測する。
水は低いところへ流れる。という具合に。


予測を裏切られたとき、理性が揺さぶられる。
「ん?」「ありえない」「そうくるか」。
それを表現するのが、喜怒哀楽の感情のどれでもない、「笑い」である。
よく「笑うしかない」という言葉が使われるが、まさにそのとおり。
的確な表現だと思う。


表情を「感情」として捉えるならば、笑いは感情の部類に入るのだろう。
しかし表情として表現される前、起源をたどると、笑いは理性からきているのではないか。
だから、「笑い」はもっとも理性的とされている人間に特有の現象なのだろう。


作り笑いのような、「笑い」を他者とのコミュニケーションと捉えたとき。それが何を表現しようとしているのか。


ラーメンズでなぜ笑えるか。
wiki - ラーメンズ「日本の形 - 鮨」の海外での反応がおもしろい。

この笑いは世界共通らしい。 


長くなりそうだから、またの機会に整理してみよう。
笑いは深い。