アニメじゃない

アニメの主題歌を憶えていたり、聴いたり歌ったりすると
ちょっと興奮するのはなぜだろう。

ある種の吊橋理論が作用していると考えられる。


吊り橋理論 - Wikipedia


アニメと主題歌は切っても切れない関係にある。
アニメの始まりは歌。
アニメの終わりも歌。
いわば、主題歌はアニメの一部。
歌のバックには、メロディリズムに合わせた映像。
視覚と聴覚との共感は興奮と爽快。
多くの場合、歌詞はアニメの内容と関係ないことが多い。
しかし、そのアニメに抱くイメージと主題歌のイメージは統合される。
  「そのアニメが好き」 という生理的な興奮は
 =「そのアニメの主題歌が好き」
という認識に変換されるのではないか。
「あのアニメは好きなんだけど、主題歌はちょっとなぁ・・・」
ということはほとんど無いように思われる。
そういう曲は素がいいんだろうけど。
逆の認識もありうる。
「主題歌が好き」 → 「そのアニメが好き」
いずれにしろ、その認識はメロディと映像の相乗効果を生み出す。


http://news4vip.livedoor.biz/archives/50731544.html


歌単体で売れるのは容易ではない。
アニメの主題歌、ドラマの主題歌、映画の主題歌、
応援ソング、イメージソング、、
コンテンツと結びつけば、多くの人の耳に届かせることができる。
主題歌は流行好きな層の購買意欲に直結する。
その購買層とは、子供。
時代をさかのぼれば、
 篠原涼子 『恋しさとせつなさと心強さと』 
 (映画「ストリートファイターII MOVIE」主題歌)
が代表的な例だろうか。
主題歌ではないが
 ポケットビスケッツブラックビスケッツウッチャンナンチャンのウリナリ!!
も同時代か。 
何万枚売れないと即解散、など脅迫的な企画もあった。
人格形成期にそういう企画の歌を聴かせるのはどうなのよ。


そういや最近ウッチャンナンチャン見ないな。
お笑い第三世代が終わったか。
あのころは労を惜しまず、自分たちで動き、コントを創っていた。
彼らも年を取り、人を使う側に回った。
ナインティナインくりーむしちゅーというポスト年代も
コントを創る元気はもう無い。
コント番組はもう見られないのか。


ダウンタウン (お笑いコンビ) - Wikipedia
とんねるず - Wikipedia
ウッチャンナンチャン - Wikipedia

ナインティナイン - Wikipedia
くりぃむしちゅー - Wikipedia