アニメじゃない
アニメの主題歌を憶えていたり、聴いたり歌ったりすると
ちょっと興奮するのはなぜだろう。
ある種の吊橋理論が作用していると考えられる。
アニメと主題歌は切っても切れない関係にある。
アニメの始まりは歌。
アニメの終わりも歌。
いわば、主題歌はアニメの一部。
歌のバックには、メロディリズムに合わせた映像。
視覚と聴覚との共感は興奮と爽快。
多くの場合、歌詞はアニメの内容と関係ないことが多い。
しかし、そのアニメに抱くイメージと主題歌のイメージは統合される。
「そのアニメが好き」 という生理的な興奮は
=「そのアニメの主題歌が好き」
という認識に変換されるのではないか。
「あのアニメは好きなんだけど、主題歌はちょっとなぁ・・・」
ということはほとんど無いように思われる。
そういう曲は素がいいんだろうけど。
逆の認識もありうる。
「主題歌が好き」 → 「そのアニメが好き」
いずれにしろ、その認識はメロディと映像の相乗効果を生み出す。
http://news4vip.livedoor.biz/archives/50731544.html
歌単体で売れるのは容易ではない。
アニメの主題歌、ドラマの主題歌、映画の主題歌、
応援ソング、イメージソング、、
コンテンツと結びつけば、多くの人の耳に届かせることができる。
主題歌は流行好きな層の購買意欲に直結する。
その購買層とは、子供。
時代をさかのぼれば、
篠原涼子 『恋しさとせつなさと心強さと』
(映画「ストリートファイターII MOVIE」主題歌)
が代表的な例だろうか。
主題歌ではないが
ポケットビスケッツ、ブラックビスケッツ(ウッチャンナンチャンのウリナリ!!)
も同時代か。
何万枚売れないと即解散、など脅迫的な企画もあった。
人格形成期にそういう企画の歌を聴かせるのはどうなのよ。
そういや最近ウッチャンナンチャン見ないな。
お笑い第三世代が終わったか。
あのころは労を惜しまず、自分たちで動き、コントを創っていた。
彼らも年を取り、人を使う側に回った。
ナインティナイン、くりーむしちゅーというポスト年代も
コントを創る元気はもう無い。
コント番組はもう見られないのか。
ダウンタウン (お笑いコンビ) - Wikipedia
とんねるず - Wikipedia
ウッチャンナンチャン - Wikipedia