アロイージ、キタ━━(゚∀゚)━━ !!!!

NHKは落ち着いていていい。
スタジオの堀尾アナはうるさい、というか濃すぎるけど。
実況は的確ながら、要所では熱くなる。
ハーフタイム、岡田武史山本昌邦氏の解説という人選は良かった。
テンション低く、前半リードでも心配ムード。
冷静に分析、不安的中。
「敗因はジーコです」とは言わなかったけど。
言いたげな雰囲気で私の意見を代弁してくれていた。


にしてもヒディンク監督の采配は見事だった。
戦術を象徴する選手の投入で、メンバーの意思統一を試合中にやってのけた。
サイドが機能しなくなり、MFキューウェルも走れないと見て、
『ボールのほうから寄っていく・・・、磁場発生男』(勝手に命名
MFケーヒル投入。
イエローをもらっていたDFムーア下げて、
『ちょっとソコ通りますよ、人間エアーズ・ロック』(勝手に命名
FWケネディ投入。
パワープレーで押し込みますよ。
さらに後半30分、
オセアニアにも居たんだね、オーストラリアの「野人」』(勝手に命名
FWアロイージ投入。
勝ちに行きますよ、と。
人の入れ替えで戦術のコンセプトを明確に打ち出していた。


対するジーコ
坪井の戦線離脱。
DF坪井 → DF茂庭。
中澤と茂庭のポジション交代で、マーク確認が完全でなかったのかもしれない。
攻めきれず、リズムが崩れ始める。
同点。
FW柳沢 → MF小野。
ん、どうしたいんだい?どこに置くんだい?
ロスタイム、DF茂庭 → FW大黒。
ちょww遅せーよwww、この状況でDF一枚削るのかよ、その発想はなかった。
後半45分、実況『アロイージ、キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!! 』
本当にありがとうございました。


今大会のカギは暑さのようだ。
この試合然り、韓国×トーゴ、イタリア×ガーナ、、
途中から入った選手の活躍が目立つ。
レギュラー組と控え組という線引きをしてしまった日本にとっては、不利な条件になってしまった。
同ポジションの補完ではなく、戦術、メンタル、流れを変えられる選手の投入。
足が止まる後半、いかに思い切った采配ができるか。
それで負けた。
言い換えれば、それ次第で、勝てる。


まだ試合あるしメンバーのメンタル下げることを考慮して言葉を濁してたが、試合後の宮本はこんなことを言いたかったんじゃないかな。
守備意識がバラバラで、リードしている状態のとき中盤でボールをまわす冷静さを欠いていた。
暑さで足が止まった時、膠着した時、誰を入れて戦術をどうするか、はっきりすること。
DFラインに交代要員がいないので、ボランチにサポートして欲しい。
試合中のシステム変更、特に3バックから4バックへの移行は入念に準備しないと機能しない。
あと、駒野に対するファウルはPKでしょ〜。
PKがあればな〜。
この試合で終わりじゃない。
まだだ、まだまだ。
可能性は残っている。


テレビドガッチ