プロフェッショナルの美学
テレビ、NHKワールドカップハイライトの話。
司会進行は、堀尾正明アナウンサー。
でしゃばりすぎ。
この場合、司会進行に求められる仕事とは、
ゲストたちにコメント・解説を求めることだ。
あくまで「求めること」であって、コメントを要約するのは仕事でない。
ゲストのコメント、山本浩アナのレポート解説の後に
「それはつまり、こういうことですね」
ってのは、ゲストたちを呼んでる意味を無くすし、余計。
コメントをすることを求められるのは、みのもんたクラスだけ。
自分の仕事を完璧にこなすプロの美学。
自分の仕事の領域を離れたら潔く、その道のプロに任せるのもプロの美学だ。
NHKアナウンサーに、御法川級の個性は求められていない。
無個性を追求するが故に、無個性の枠に入りきらずに滲み出してしまう個性、
それがNHKの魅力だと思う。
アク抜きされていない個性はいらない。
その道のプロ、職人。
視聴者側は、そのようなNHK像を求めているのではないか。
そんな期待から、立場をわきまえないコトを不愉快に感じてしまう。
統計(独自調べ)でみても、堀尾アナへは批判が目立つ。
逆に、山本浩アナウンサーには信仰者がいるくらいだ。
司会には司会の、解説には解説の仕事がある。
仕事をしないことで批判される解説者、木村和司。
「そうですね」 (話を振られたとき)
「おぉーとぉ!」(絶妙なパスが通ったとき)
「んんー」 (枠外シュート)
「んんー!」 (惜しいシュート)
「んんー!!」 (ゴールが決まったとき)
お前はどこぞのポケモンか。