プロフェッショナルの美学

テレビ、NHKワールドカップハイライトの話。


司会進行は、堀尾正明アナウンサー。
でしゃばりすぎ。
この場合、司会進行に求められる仕事とは、
ゲストたちにコメント・解説を求めることだ。
あくまで「求めること」であって、コメントを要約するのは仕事でない。
ゲストのコメント、山本浩アナのレポート解説の後に
「それはつまり、こういうことですね」
ってのは、ゲストたちを呼んでる意味を無くすし、余計。
コメントをすることを求められるのは、みのもんたクラスだけ。


自分の仕事を完璧にこなすプロの美学。
自分の仕事の領域を離れたら潔く、その道のプロに任せるのもプロの美学だ。
NHKアナウンサーに、御法川級の個性は求められていない。
無個性を追求するが故に、無個性の枠に入りきらずに滲み出してしまう個性、
それがNHKの魅力だと思う。
アク抜きされていない個性はいらない。
その道のプロ、職人。
視聴者側は、そのようなNHK像を求めているのではないか。
そんな期待から、立場をわきまえないコトを不愉快に感じてしまう。
統計(独自調べ)でみても、堀尾アナへは批判が目立つ。
逆に、山本浩アナウンサーには信仰者がいるくらいだ。


山本浩 - Wikipedia



司会には司会の、解説には解説の仕事がある。
仕事をしないことで批判される解説者、木村和司


「そうですね」 (話を振られたとき)
「おぉーとぉ!」(絶妙なパスが通ったとき)
「んんー」   (枠外シュート)
「んんー!」  (惜しいシュート)
「んんー!!」 (ゴールが決まったとき)


お前はどこぞのポケモンか。


木村和司 - Wikipedia
ピカチュウ - Wikipedia