新時代の幕開け

サッカー日本代表、残念でした。
試合後、ピッチ上に倒れ、泣いている中田英寿が印象的でした。
中田英寿 - Wikipedia


いまさら敗因どうこう言うのではない。
つまるところ「戦術」とは「人」だ。
ロナウド - Wikipedia
「私の戦術はロナウド」のように
人の選出・組み合わせによって戦術は必然的に形成される。
日本サッカーにおいては、一人でも局面を打開できるFWが求められるだろう。
長年言われてきた決定力不足。
そしてMF信仰。
優れたパサーが多数居るなら、それを活かすことのできる嗅覚系FWを選ぶ。
FWにキープ力があるなら、攻撃意識の高いMFを選ぶ。

一人のタレントが居るなら、彼のプレイをサポートできる人が必要だ。
タレントが居ないなら、意思疎通できる人たちが良いだろう。
「中盤は良いのに」と思考停止しては、向上は難しい。
サッカーは11人でやるものだから。


ユース時代から日本代表を背負ってきた中田に象徴される
一つの時代が終わった。
同時に、日本サッカーの新時代が幕を開ける。
四年後、今大会に参加した選手たちはおそらく、ほとんどいなくなるだろう。
年齢的にもそうだし、次期監督と思しき人の考え方としても、だ。
エメ・ジャケ - Wikipedia


これからは、今大会に選ばれなかった人たち、
ユース・アテネオリンピック代表世代を中心につくっていくと考えられる。
アテネでのサッカーを見ていたが、この世代の選手たちには
勝ちにいくアグレッシブさとメンタリティ、豊富な運動量がある。
ドイツワールドカップ世代とは、プレイスタイルががらりと変わる可能性が高い。
これからの動向が楽しみだ。


次期監督はオシム氏らしいですね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%81%E3%83%A3%EF%BD%A5%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%A0