八百万の神

このところいろいろ重なってあんまり寝れてなかった。
心労もあったんだろうか。
睡眠の重要さを思い知った。


睡眠 - Wikipedia



「寝ると回復する」って、よくよく考えると不思議だ。
そもそも疲労とは何なのか。
どこからきてどこへ消えるのか。
「寝る」って行為は外部から何も補給してないのに。
なんで元の状態に戻るんだろう。
いや、寝ている状態が通状で、起きているときが異状なのか。
疲労は精神状態とも関連するらしいし。
心や精神が脳の電気信号と化学物質の分泌の結果であると証明されない限り
説明できないところは魂と呼ばれる存在に頼るんだろうね。


疑似科学 - Wikipedia
国分太一・美輪明宏・江原啓之のオーラの泉 - Wikipedia



細胞の数、約70兆。
脳細胞の数、約140億。
何兆の細胞の働きの結果として一人の人間の人格を形成しているらしいが
人格である「私」は一つ一つの細胞の働きを自覚しているだろうか。
もし、細胞ひとつひとつにも人格があるとして
それが70兆と140億個集まった結果、その細胞は
ひとつの(あるいは複数)の人格を形成していることに気づくだろうか。


極論言ってしまえば、何種類かのものが組み合わさって70兆個集まったら一つの人格が生み出されるんじゃね。


もっと数は少なくても生まれるかもしれない。
人体細胞の働きを単純に言い表せば、物質と情報の移動だ。
これらの集積の結果として人格が発生する。
話の規模レベルをあげると、人間社会にも同じ物質と情報の移動がある。
一人の人間が先例のような一つの細胞の役割をする。
複数の細胞(人間)が集まるコミュニティには人格が宿ってもおかしくはない。
都市、国、地球、あるいはネット、
構成する細胞は無自覚でも、集積の結果として人格が生まれるんじゃないか。
その人格は「地霊」と呼ばれたり「神」と呼ばれたり。
いや、自覚がないのだから名前すら付けられないことのほうが多いか。


小さな人格も大きな人格も、お互いを自覚しない。
小さな人格は弱い。
それゆえ、小さな人格は
自分の行為は本当に自分自身が下した決定の結果なのか
大きな人格の望むように自己を変容させているのではないか
と悩む。


以上、妄想終わり。


生命 - Wikipedia