センス×ボキャブラリー

それが「しりとり竜王戦」。


元来しりとりとは、名詞のボキャブラリーでなされるものだった。
しかしそれはもう古い。
現代のしりとりでは、ボキャブラリーに加えてセンスが問われるのである。
そしてそれは、しりを取り合う者同士のみならず、観覧者の想像力をも問う。
発された言葉から、言葉では表されなかった余白の部分を想像し、ツッコむ。
「おもしろい言葉」というお題ではなく、あえてテーマを持たせたお題からの逸脱部分を落差として楽しむ笑いと、1センテンスという短い言葉に凝縮することによって各々にインスピレーションさせる快感。


「しりとり」は板尾創路のために存在する。これは過言ではない。


「第5回しりとり竜王戦決勝」


虎の門 - Wikipedia
板尾創路 - Wikipedia